【アーカイブ動画の視聴受付中】下請け構造からの脱却
BOM戦略が切り拓く製造業の未来

セミナー内容

日本の製造現場では、未だに2次元図面が主要なコミュニケーションツールとして使われています。各部署や工程で分断されたデータ管理により、正確な原価計算や生産工程の把握が困難となっており、結果として「見えないコスト」が蓄積され、経営判断の精度が低下しています。経営者は現場の実態を正しく把握できず、改善活動が後手に回る現状が続いています。ものづくり太郎氏は、各工程で散在する情報を統合するための基盤として、正確なBOM情報の整備が不可欠であると主張します。統一されたBOMにより、設計情報と生産現場の実際の工程データを一元管理できるため、原価や工程改善のポイントが明確になり、QCD（品質・コスト・納期）の最適化が実現します。これにより、企業全体でのデータ連携が進み、現場の「見えないコスト」が解消されるとともに、経営判断の根拠が強化されます。

当セミナーの講師陣

株式会社ブーステック　代表取締役

永井 夏男

Nagai Natsuo

経歴

大学卒業後、大手認証機関入社。その後は㈱ミスミグループ本社やPanasonic グループでFA や装置の拡販業務に携わる。20 年から本格的にYoutuberとして活動を開始。製造業や政治経済、国際情勢等のテーマを解説する動画が製造業関係者の間で話題に。24 年4 月に角川より、初の著書「日本メーカー超進化論」を出版。講演や国内外での取材も積極的に行う。